EXPERIENCE 製作記

自作エフェクター第28台目となるのはPrescription Electronicsから出てるexperienceにしました。回路図やレイアウトはGuitars,Amps,Effectsから入手してください。さすがにファズフェイスやディストーション+等に比べると難しいですが、スモールクローンに比べれば大したことはないです。

では、まず基板から作っていきます。本当はケースを塗装して乾かしてる間に基板を作るってのが一番効率良いんですけどね。ちなみに今回もパーツを購入したのはGarrettaudioさんとタッキーパーツさん。まあこれといって特殊なパーツが必要って訳ではないので簡単に揃います。
トランジスタは2N3904、ダイオードは1N4001、フィルムコンデンサー(赤いやつ)はPanasonic製、電解コンデンサー(水色と黒のやつ)はXicon製です。配線材は部品箱に余ってたWesternElectricのエナメル線を使用しました。
 
裏面はこうなっています。適当にハンダ付け(左)。と、基板に配線材を付けた図(右)。

次にケースに穴空け&塗装です。今回は以前ワウの塗装に使った青の塗料が残っていたので使いまわしました。
ケースが青なのでプリントはblue cheerにしてみました(←安直)。
横の画像はフロント部分(ジャック等がつくとこ)です。
 

基板もケースもできたら、組立です。毎度の事ながら基板につながらないところから配線していきましょう。ちなみに下の画像ではジャックの端子を間違えて醜いことになってます。そしてSWELL(向かって左のスイッチ)のLEDの繋ぎ方間違ってます。更に言うとアースがつながってなくてショートしてません(後から気付く)。

基板と繋いで完成です。

そして待望の音出し!!………音が鳴らない。バイパス音と小さいノイズは鳴る。ショックです。
そして使い方をよくわかっていないテスターで探すことしばらく、イン側のカップリングコンデンサーが導通してないんじゃないかと思って部品箱にあった0.1uFのセラミックコンデンサーと交換。上の画像を良く見ると基板の一番右の茶色のコンデンサーがありますが、それです。

さあ、やっと音が出るぞ!!………音が鳴らない。バイパス音と小さいノイズは鳴る。ショックです。
打ちひしがれながら基板のパターンをデバックしても間違いが見つからず、もう諦めるかと思いながら何気なくVolumeのポットを見たら、うへぇ!!アースに繋がってねえ!!これじゃ音でねえよ。

繋ぎなおして再々度音だし。おお!音出る。多分コンデンサーを交換したのは無駄手間っぽい。やっぱテスター活用できてない。そんなこんなでなんとか完成!!

 

まだ大音量で試してないので、音の感想はそのうち書きます。けどBlue Cheerって言うよりThe Music Machineの音に近い。今は完成したという事実に酔っておきます。

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