SmallClone製作記 基板編

 まず基板を製作するに当たって、配線図を用意しましょう。私はTonepad.comを見ました。回路図から自分で配線図を作ることもできますが、慣れてない人にはオススメしません。途中で投げ出すこと請け合いです。

 配線図を入手したら、@ユニバーサル基板で作るか、A生基板からエッチングして基板を作るか、B感光基板で現像→エッチングで基板を作るかを決めます。基板のパターンが複雑なら感光基板を勧めます。基板のパターンが複雑だと生基板にレジストペンでパターンを書いたときに線がくっついちゃったり、エッチングしたときに線が擦り切れちゃったりするので。

 私は今回ユニバーサル基板を使うことにしました。上記の3つ方法の中では最も面倒くさいんですが、エッチング液の処理等が面倒なのでユニバーサル基板を使うことにしました。

 んで、いきなり基板ほぼ完成した図。ダイオード以外の半導体部品はソケットを使ってます。

 裏面。結構頑張りました。針金細工って感じです。パーツの足で足りない分は余った抵抗の足で補いましょう。それでも足りないときは単線の皮膜を剥いで使いましょう。

 半導体部品を載っけた図。半導体をソケット式にすると作ってる途中にハンダ小手の熱で御陀仏なんてことを防げるし、故障したときやパーツを変更したいときに交換がラクです。

 これにポットをくっつけた図。ケースの中の距離を考えて配線材の長さを決めてください。長いと邪魔だし、短いとケースに収まらなかったり、メンテに不便だったりします。

 
 作った感想としては、「感光基板にしときゃよかったなあ」です。まあ、いい暇つぶしになりました。ユニバーサル基板で作る上でのポイントとしては、配線図を見ながら確実に一つ一つずつコツコツと配線していくことです(実は、裏面のパターンを一箇所間違ってました。あと2〜3箇所ハンダ付け忘れてるところもありました。詳しくは組立編で)。失敗して基板を見直すのが最も苦痛なので…。あと重要なのが電子パーツの「股裂き」をしないことです。あまり根元から折ると容量漏れ等を起こしてパーツの値が変わってしまったりしますよ。根気よくが大切です。

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